お盆の高瀬川灯ろう流しに併せて「出雲神灯路めぐり」を実施
平成22年8月15日(日)、恒例の高瀬川灯ろう流しに併せて、「出雲神灯路めぐり」を実施しました。
灯ろうは市内の小学生たちが描いた絵や、神話を題材とした絵などが描かれて、ろうそくの揺れる灯りで出雲市中心商店街の歩道を彩りました。 続きを読む
平成22年8月15日(日)、恒例の高瀬川灯ろう流しに併せて、「出雲神灯路めぐり」を実施しました。
灯ろうは市内の小学生たちが描いた絵や、神話を題材とした絵などが描かれて、ろうそくの揺れる灯りで出雲市中心商店街の歩道を彩りました。 続きを読む
高天原で少しあばれ過ぎたスサノオは、天の神々から嫌われ高天原から追い出されました。そして出雲の国の簸の川のほとり、鳥髪というところに降りてきました。するとその川に箸が浮いて流れ下ってきました。
スサノオは箸が流れてきたということは、河上に人が住んでいるに違いないと思い、河の上流へ上っていくと、おじいさんとおばあさんが娘を中にして泣いていました。
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アマテラスがスサノオの乱暴狼藉に困りはて、天の岩屋に閉じこもってしまい世の中が真っ暗になってしまいました。アマテラスは太陽の神だったのです。これには皆が困り神々が集まってどうしたらよいか相談をはじめました。世の中が暗くなると悪い神たちがはびこって恐ろしい物のわざわいが、いたるところに起こりだしました。
イザナキのみそぎの時に、鼻から生まれたスサノオは海を治めるようにとイザナキから命じられていましたが、大きくなってあごひげが長くなるようになっても、子どものように泣き叫んでいました。そのため、青々とした山も枯れはてるほどになり、また、うごめきだした悪い神々があふれ出し、あらゆる物の災いが起こり広がってくるようにまでなりましたが、海の国を治めようとはしませんでした。
イザナキは、困り果てて泣きわめくスサノオに向かって「なんで海の国も治めずに泣いてばかりいるのか」と聞かれると、「私は母の国へ行きたくて泣いています」と答えました。これを聞いたイザナキはたいそう怒って、おまえはこの国に住むことはならんと言われ、追い出されてしまいました。
日本の国産みの神、イザナキ(男神)とイザナミ(女神)によって、日本の森羅万象が産み出されましたが、この話はまたの機会にゆずることにして、イザナミが火の神をお産みになったとき、その火のために体が焼かれて亡くなってしまいました。そして、黄泉の国へ旅立ってしまったのです。
「大きな袋を肩にかけ、ダイコクさまが来かかると、そこにいなばの白兎、皮をむかれて赤はだか」
これは、童謡の一節ですが、ダイコクさまとは、大国主神(このときの名前はオオナムチ)のことで、大きな袋の中は、たくさんのお兄さんたちの、着替えの下着や服・持ち物が入っていました。
平成22年10月10日、NPO法人シャーネ・エレーテ今市では、出雲神話ロード構想にもとづく神話モニュメントの2作目を、「JR出雲市駅開業100周年記念事業」に併せて出雲市 くにびき中央通り(パルメイト出雲前)に設置し除幕式を執り行いました。
この日はJR出雲市駅の開業100周年を祝う祝賀行事が行われ、記念式典の中で『スサノオのオロチ退治』オブジェの除幕式を行いました。
出雲市は「出雲神話観光大国の創造(神話の夢舞台・出雲)」を重点施策の一つに掲げ、官民協働で文化観光振興に取組んでいます。
これを受けてNPO法人シャーネ・エレーテ今市ではJR出雲市駅から市庁舎を結ぶシンボルロードを神話ロードとして位置づけ、「神話」をキーワードとしたまちづくりを計画しました。