このサイトでも取り上げている、出雲神話物語をまとめた小冊子「出雲神話物語」を作成しました。
「オオナムチとスセリヒメ編」・「スサノオの誕生~大蛇退治編」の2冊が完成しました。
この、物語は駅通り、中央通りに設置した神話オブジェに関連した神話を取り上げていますので、散策の際に参考になると思います。
ご希望の方は、今市コミュニティセンターへお申し出ください。
連絡先:TEL 0853-21-5318
カテゴリー別アーカイブ: 出雲神話ものたがり
出雲神話物語冊子を作成
出雲神話ものがたり「スサノオのヤマタノオロチ退治」
- その1「スサノオの誕生」
- その2「スサノオの成長」
- その3「真っ暗になった高天原」
- その4「オロチ退治」
出雲神話ものがたり 「スサノオのヤマタノオロチ退治」
スサノオのヤマタノオロチ退治神話
高天原で少しあばれ過ぎたスサノオは、天の神々から嫌われ高天原から追い出されました。そして出雲の国の簸の川のほとり、鳥髪というところに降りてきました。するとその川に箸が浮いて流れ下ってきました。
スサノオは箸が流れてきたということは、河上に人が住んでいるに違いないと思い、河の上流へ上っていくと、おじいさんとおばあさんが娘を中にして泣いていました。
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出雲神話ものがたり「真っ暗になった高天原」
- その1「スサノオの誕生」
- その2「スサノオの成長」
- その3「真っ暗になった高天原」
- その4「オロチ退治」
出雲神話ものがたり 「真っ暗になった高天原」
真っ暗になった高天原
アマテラスがスサノオの乱暴狼藉に困りはて、天の岩屋に閉じこもってしまい世の中が真っ暗になってしまいました。アマテラスは太陽の神だったのです。これには皆が困り神々が集まってどうしたらよいか相談をはじめました。世の中が暗くなると悪い神たちがはびこって恐ろしい物のわざわいが、いたるところに起こりだしました。
出雲神話ものがたり「スサノオの成長」
- その1「スサノオの誕生」
- その2「スサノオの成長」
- その3「真っ暗になった高天原」
- その4「オロチ退治」
出雲神話ものがたり 「スサノオの成長」
スサノオの成長
イザナキのみそぎの時に、鼻から生まれたスサノオは海を治めるようにとイザナキから命じられていましたが、大きくなってあごひげが長くなるようになっても、子どものように泣き叫んでいました。そのため、青々とした山も枯れはてるほどになり、また、うごめきだした悪い神々があふれ出し、あらゆる物の災いが起こり広がってくるようにまでなりましたが、海の国を治めようとはしませんでした。
イザナキは、困り果てて泣きわめくスサノオに向かって「なんで海の国も治めずに泣いてばかりいるのか」と聞かれると、「私は母の国へ行きたくて泣いています」と答えました。これを聞いたイザナキはたいそう怒って、おまえはこの国に住むことはならんと言われ、追い出されてしまいました。
出雲神話ものがたり「スサノオの誕生」
- その1「スサノオの誕生」
- その2「スサノオの成長」
- その3「真っ暗になった高天原」
- その4「オロチ退治」
出雲神話ものがたり 「スサノオの誕生」
スサノオの誕生
日本の国産みの神、イザナキ(男神)とイザナミ(女神)によって、日本の森羅万象が産み出されましたが、この話はまたの機会にゆずることにして、イザナミが火の神をお産みになったとき、その火のために体が焼かれて亡くなってしまいました。そして、黄泉の国へ旅立ってしまったのです。
出雲神話ものがたり「オオタムチとスセリヒメ編」
出雲神話ものがたり オオナムチとスセリヒメ編 『いざ!出雲の国づくりへ』
「大きな袋を肩にかけ、ダイコクさまが来かかると、そこにいなばの白兎、皮をむかれて赤はだか」
これは、童謡の一節ですが、ダイコクさまとは、大国主神(このときの名前はオオナムチ)のことで、大きな袋の中は、たくさんのお兄さんたちの、着替えの下着や服・持ち物が入っていました。